波志江沼

カモ

桜並木の周回路で、冬のカモたちに逢える沼

スポット情報

所在地群馬県伊勢崎市波志江町3335-2(波志江沼環境ふれあい公園)
駐車場あり(南側・北側の2か所、広め)
トイレあり
一周の距離1km以上
ゆっくり観察して約40分
ベストシーズン冬(12〜2月)
こんな人に初心者向け・散歩しながら観察したい人

探訪記:いろいろな野鳥に逢える

最初のスポットは波志江沼です。正式には「波志江沼環境ふれあい公園」という名称ですね。沼を1周できる歩道が整備されていて、散歩するだけでも気持ちのいい場所です。桜の木が植えられているので、春には花見もできます。

ちょっと遠いですが、キンクロハジロに逢えます。双眼鏡や望遠付きのカメラがあると、よく見えますよ。春は桜が咲いて、散歩するのが気持ちいいです。

ここで逢えた鳥たち(15種)

カルガモ

留鳥(一年中)/レア度 ★☆☆☆☆

波志江沼のカルガモ
2025年2月2日 撮影

まずは定番のカルガモです。留鳥といって、1年中ここで暮らしています。

見つけ方のコツ:オスもメスも同じ茶色の姿。くちばしの先が黄色いのが目印です。

キンクロハジロ

冬鳥/レア度 ★★☆☆☆

波志江沼のキンクロハジロ
2025年2月2日 撮影

目が金色、体全体が黒、羽が白で「金黒羽白(キンクロハジロ)」。わかりやすいのかもしれませんが、なんとも安易な名前の付け方だなぁ~と思います。

ひっくり返って羽繕いするキンクロハジロ
2025年1月26日 撮影

キンクロハジロは「潜水採餌ガモ」といって、水中に潜って食事をします。潜りやすいように、足が体の後ろの方から伸びています。こうやってひっくり返って羽繕いしている姿は、とてもかわいいですね。

見つけ方のコツ:沼の真ん中あたりで、潜っては浮かぶ黒白のカモを探してみてください。頭の後ろの垂れた冠羽も目印です。

ハシビロガモ

冬鳥/レア度 ★★★☆☆

波志江沼のハシビロガモ
2025年1月26日 撮影

その名の通り、くちばしが広いから「ハシビロ」です。「水面採餌ガモ」といって、水面のプランクトンをくちばしでこしとって食べます。

水面にくちばしを入れて食べるハシビロガモ
2025年1月26日 撮影

こんな感じで、水面にくちばしを入れて食べます。集団でくるくる回り、プランクトンを渦の中心に集めて食べる姿をよく見ます。ここでは数が少なかったせいか、回っている姿は見られませんでした。

見つけ方のコツ:水面すれすれに頭を下げて泳いでいるカモがいたら要注目。数羽で輪を描いていたら、渦を作って食事中の合図です。

オナガガモ

冬鳥/レア度 ★★☆☆☆

波志江沼のオナガガモ
2025年2月11日 撮影

こちらもその名の通り、尾が長いですね。

首の後方に白い模様が見えるオナガガモ
2025年2月24日 撮影

また、首の後方に白い模様が切れ込んで見えるのも特徴ですね。

見つけ方のコツ:オスはピンと伸びた細長い尾と、首の白いラインですぐ分かります。

ヒドリガモ

冬鳥/レア度 ★☆☆☆☆

波志江沼のヒドリガモ
2025年1月26日 撮影

オスの頭が緋色(ひいろ)なのが名前の由来だそうです。多くの水辺でよく見ることができます。

見つけ方のコツ:赤茶色の頭に、おでこのクリーム色の線。「ピューイ」という口笛のような声で気づくこともあります。

コガモ

冬鳥/レア度 ★★★☆☆

波志江沼のコガモ
2025年2月11日 撮影

小さいカモだから「小ガモ」です。

手前のコガモと奥のヒドリガモ
2025年1月26日 撮影

手前にいるのがコガモ、奥はヒドリガモです。コガモの方が手前にいるのに、小さく見えますね。実際、ヒドリガモより全長が20cmぐらい小さく、日本のカモでは最小とのことです。小さくてかわいいですが、警戒心が強く、あまり近くでは撮らせてくれません。

見つけ方のコツ:岸から少し離れた水際を、静かに探しましょう。オスの顔の緑の帯と、お尻の黄色い三角が目印です。

ダイサギ

一年中(冬に数が増えます)/レア度 ★★☆☆☆

カワウの群れの中にいるダイサギ
2024年12月15日 撮影

シラサギの中で一番大きいダイサギです。周りにいる黒い鳥はカワウです。

首をS字にたたんで飛ぶダイサギ
2025年1月4日 撮影

白鳥などは首を伸ばして飛びますが、ダイサギは首をS字にたたんで飛びます。

見つけ方のコツ:白くて大きいのですぐ目に入ります。カワウが集まる場所の近くにいることが多いです。

アオサギ

一年中/レア度 ★☆☆☆☆

波志江沼のアオサギ
2025年1月13日 撮影

全長90cmぐらいあり、かなり大きいです。たたずまいも堂々としていて迫力があります。撮影のために近づいても、微動だにしないことが多いです。

ゆっくり歩きながら餌を探すアオサギ
2024年12月15日 撮影

ゆっくり歩きながら餌を探す姿をよく見ます。この優雅なふるまいが魅力ですね。

見つけ方のコツ:岸辺や浅瀬で、置物のようにじっと立っている灰色の大きな鳥を探してみてください。

カワウ

留鳥(一年中)/レア度 ★☆☆☆☆

羽を広げて乾かすカワウ
2025年1月13日 撮影

1年中見られる留鳥のカワウです。羽を広げて、濡れた羽を乾かしている姿をよく見ます。

水面のカワウ
2024年12月15日 撮影

潜水が得意で、小魚などを捕まえて食べています。

見つけ方のコツ:杭や岸辺の木の上で、翼を広げて「干している」黒い鳥がいたらカワウです。

モズ

留鳥(一年中)/レア度 ★★★☆☆

波志江沼のモズ
2025年1月26日 撮影

目元の黒いラインが特徴的ですね。小さいので遠目にはスズメに見えますが、細長い尾を八の字に回すので見分けがつきます。

見つけ方のコツ:見晴らしのいい枝先にとまっていることが多い鳥です。秋は「キィーキチキチ」という高鳴きが手がかりになります。

ジョウビタキ

冬鳥/レア度 ★★★★☆

枝にとまるジョウビタキ
2025年1月4日 撮影

画像では枝がじゃまをして見づらいですが、頭から首筋にかけて灰色の毛並みになっていて、銀髪みたいでかっこいいなと思います。

見つけ方のコツ:遊歩道沿いの低い枝先や杭の上を見てみてください。ペコリとおじぎをして、尾を小刻みに震わせていたら当たりです。

ヒヨドリ

一年中/レア度 ★☆☆☆☆

波志江沼のヒヨドリ
2024年12月15日 撮影

こちらもよく見られるヒヨドリです。鳴き声が「ヒヨヒヨ」と鳴いているように聞こえます。

見つけ方のコツ:にぎやかな声がしたら、まず近くの木の上を見上げてみましょう。波打つように飛ぶのも特徴です。

シジュウカラ

留鳥(一年中)/レア度 ★★☆☆☆

波志江沼のシジュウカラ
2024年12月15日 撮影

「スズメの40倍めずらしいから四十雀」という説もありますが、あちこちでよく見かける鳥ですね。

見つけ方のコツ:「ツツピー」という声が聞こえたら近くにいます。胸の黒いネクタイ模様が目印です。

カワラヒワ

留鳥(一年中)/レア度 ★★☆☆☆

木の実を食べるカワラヒワ
2024年12月15日 撮影

スズメぐらいの大きさで、数羽の群れでいることが多いと思います。木の実を食べている姿がかわいいですね。

見つけ方のコツ:飛び立つと、翼に黄色い帯がパッと見えます。「キリコロ」という声も手がかりです。

セグロセキレイ

留鳥(一年中)/レア度 ★★☆☆☆

波志江沼のセグロセキレイ
2025年1月13日 撮影

セキレイの中でも、頭から背中全体が黒いセグロセキレイです。地面をトコトコと歩いている姿がかわいいです。

見つけ方のコツ:水際の地面や遊歩道を、長い尾を上下に振りながら歩いています。よく似たハクセキレイは顔が白いので見比べてみてください。

季節ごとに逢える鳥

冬(12〜2月)

カルガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、コガモ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、モズ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、シジュウカラ、カワラヒワ、セグロセキレイ

場所と歩き方

1周1km以上あり、観察ポイントがたくさんあります。駐車場は南側と北側にあり広いので、停められないということはまずないと思います。散歩を兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか。

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